皆さん、こんにちは。ぽけ太です。
この4月から新社会人となり、今まで住んでいたところから大分遠くへの引っ越しを経験しました。
遠方への引っ越しだと初期費用が数十万円とかかるので、現在金銭的にとても困っています…泣。
私はお金がない苦学生だったため、引っ越しの際も何とか費用をケチろうと色々必死に調べました。
何だかんだ考えて、結局は”現地で色々揃えた方が安く済む”という結論に至ったんですが、そうなると問題は今まで使ってきた家電や家具たち。
後にも紹介しますが、家電リサイクル法の対象だったり、そもそものサイズが大きかったり…。処分する場合にも各種手続きを踏まないといけないので一苦労です。
ですが今回ご紹介する方法を使えば、処分に困る冷蔵庫や洗濯機だって無料で手放すことができちゃいます!
来年度に新社会人となる方やこれから引っ越しを考えている方、さらには家電・家具の買い替えを考えている方にはぜひとも知ってもらいたい内容です。
興味のある方は、ぜひ続けてご覧ください!
個人で家電・家具を処分するのが大変な理由
(初めにですが、不用品の処分方法は住んでいる地域によって若干の違いがあります。
ご自身の住んでいる地域での詳細な処分方法を知りたい方は、自治体のホームページを見ていただければと思います。
今回紹介するのは、一般的な手続きや、それに伴う苦労であることをご了承ください。)
家電・家具の処分が大変となる主な理由は、以下の2つです。
- 手数料を調べる手間がかかる
- 日程手続き、あるいは処分場に持っていく手間がかかる
それぞれについて、解説していきたいと思います。
手数料を調べる手間がかかる
家電・家具の処分には、品目・大きさに応じた手数料がかかります。
不要になった家電・家具の大半は粗大ごみとして扱われますが、粗大ごみの処分には自治体ごとに設けられた手数料が必要になります。
例えば、東京都新宿区でガスコンロを処分しようとした場合は、400円の手数料が必要です。(参考; 粗大ごみの処理手数料一覧 – 新宿区)
このように、どの自治体においても粗大ごみの処分品目に応じた手数料が設けられています。
また、手数料を支払う際は、金額に応じた処分券を購入する必要があります。自治体によって名称は異なりますが、おおむねどの地域でも似たような仕組みとなっています。
つまり、家電・家具を処分する際は、①自治体が指定する処分手数料を調べて、②その金額に応じた処分券を購入しなければならないのです。(処分券はコンビニや郵便局で購入できることが一般的ですが、これも自治体によって異なります。)
加えて、エアコン、テレビ、冷蔵庫類、洗濯機類。これら4種の家電については、家電リサイクル法というものの対象となっており、特殊な処分方法が必要となってきます。
家電リサイクル法とは?
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
経済産業省 家電リサイクル法特設ページより
簡単に説明すると、エアコン、テレビ、冷蔵庫類、洗濯機類は、①購入したメーカーに応じた処分料(リサイクル料)を調べて、②専用のフォーマットに情報を記入しリサイクル券を購入する手間がかかるのです。
まとめると、家電・家具の処分には、手数料に関わる以下の手続きが必要です。
- 品目に応じて自治体が指定する処分手数料を調べる
- 手数料に応じた処分券を購入する
- 家電リサイクル法の対象である4種は、メーカーに応じた処分料を調べてリサイクル券を購入する
いずれの項目も自治体によって詳細は異なりますが、個人で家電・家具を処分する際にはこれら工程をこなすことが必要となります。
日程手続き、あるいは処分場に持っていく手間がかかる
こちらも自治体によって異なりますが、サイズが大きい粗大ごみは回収してもうらために事前連絡が必要な場合が多いです。
処分券を用意すれば、後は可燃ごみや不燃ごみのように回収してくれる。というわけにもいきません。
布団やベッドのようなサイズが大きいものは、回収してもらう日程の手続きを行わければならないのです。
そして、この手続きから回収までには、最短で1週間程度かかる場合が多いです。引っ越しシーズンなどの繁忙期にはこの限りではないので、余裕をもって連絡しておく必要があります。
また、回収してもらうのではなく自分で処分場に持ち込むことも可能です。その場合には、即日対応してもらうことも可能でしょう。
また、家電リサイクル法の対象以外の品目は、処分券の購入なしで処分してもらうこともできます。たいていの処分場は、ごみの重さごとに処分費用が決まっていることが多いです。
しかしながら、サイズが大きい家電・家具を持っていく場合、軽トラ・トラックが必要となってきます。所有している人はともかく、もっていない人はレンタルやガソリン代のために別途費用が必要となります。
まとめると、家電・家具の処分には、手数料以外にも以下の点に気を付けなければなりません。
- 回収日程の事前予約が必要
- 回収までには最短でも1週間程度かかる。
- 処分場まで持ち込むという手段もあるが、トラックのレンタル料などが別途必要となる。
これまでのところで、家電・家具の処分には結構なお金と手間がかかることが分かっていただけたと思います。
このうち手間を省く方法としては、リサイクル業者に委託するといった手段もあります。しかし、中には悪質なリサイクル業者も存在していることや、繁忙期には委託料が跳ね上がるということもあり、一長一短な面も多いです。
こういった中で続いては、私が引っ越す際に利用したお金も手間も抑える方法についてご紹介したいと思います。
費用も手間もかからない家電・家具の処分方法
ジモティーを利用する
結論として、私が無料で家電・家具を処分した方法は【ジモティー】です。
現在、テレビCMでも放映されているジモティーですが、ご存じない方のために端的に説明すると、自分が使わなくなったものを掲示板に公開し、必要としている人に売却・譲渡するシステムです。
つまり私は、今回の引っ越しで、不要になった冷蔵庫と洗濯機を0円でジモティーに公開し、必要としてくださる人に取りに来ていただいたのです。
これが家電・家具を無料かつ最小限の手間で処分できたカラクリです。
この方法は、壊れてしまった家電・家具の場合には参考にできないものですが、買い替えや引っ越しで不要になった場合には、とってもオススメできる手段です。
参考までに、私が使用していた冷蔵庫や洗濯機は、もともとリサイクルショップで購入した中古品を6年間使用したものでした。
正直、ジモティーに公開するまでは、絶対興味を持ってもらえないだろう…と思っていたのですが、公開から1時間以内になんと4件もの連絡を頂きました。
無料で公開するのであれば、これくらい食いついていただけるものなんです。
ジモティーを利用する際の注意点
しかしながら、ジモティーを利用した取引はトラブルが全くないわけではありません。
フリマアプリなどと同様に、取引が決まっていた相手と連絡が取れない、返金のクレームが入った、等の問題はやっぱり存在しています。
特に、引っ越し等で急いでいる場合には、取引相手と連絡がとれないとなると手元に処分し損ねた不用品が残ってしまいます。
なので、あと●●日でこれを処分しなければ!!といった場合には、大人しく自分で処分の手続きをする、もしくはお金を払ってリサイクル業者に頼むことをオススメします。
しかし、そうはいってもお金も時間もそんなにない!!といった人が多いと思います。
そんな方々に向けて、私は以下の3つに気を付けてリスクを最小限にするよう心掛けていました。
- 連絡してくださった方には丁寧かつ迅速な返信をする。
- 基本は先着順で取引を決定する
- 取引相手の低評価があまりにも多い場合は、お断りする
私が取引した方々の中にはお礼にコーヒーをくださる人もいたので、相手に恵まれていただけだったのかもしれません。
しかし、上記3つは気持ちの良い取引を行うための重要事項だと思うので、今後試してみようと考えている方は、ぜひご参考ください。
まとめ
今回の内容をまとめると、以下の通りです。
- 家電・家具の処分には各種手続きが必要
- 家電・家具を無料かつ手間をかけず処分する方法として、ジモティーがオススメ
今後引っ越しや買い替え等で、家電・家具の処分が必要になる方はぜひお試しください!