(サムネイルhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000009623.000007006.htmlより)
皆さん、こんにちは。ぽけ太です。
いつもはゲームのちょっと歪んだ攻略方法(主にパワポケの乱数調整)を書いていますが、最近ハマっているライトノベルの感動を伝えたくて、今回この記事を書いています!
角川スニーカー文庫から刊行されている”時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん”、皆さんはご存じでしょうか?(リンク先は角川スニーカー文庫の特設サイトです)
ジャンルは【学園ラブコメ】。記事のタイトルにもしましたが、正統派ラブコメの教科書といっても差し支えないくらい王道好きにはたまらない内容なんです!
今回は、各巻3周するほどドハマり中の私が”時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(通称:ロシデレ)”について、その魅力をネタバレ控えめに紹介していきたいと思います(ぜひ皆さんにも、実際に読んで感動を味わっていただきたいので)!
”ロシデレ”はどんな内容なのか?
あらすじ
私立征嶺(せいれい)学園に通う”アリサ・ミハイロヴナ・九条(くじょう:愛称アーリャ)”は、ロシア人の父親と日本人の母親を持つ銀髪のハーフ美少女。成績優秀でスポーツ万能、おまけに生徒会役員まで努める非の打ちどころがない彼女だが、自他ともに厳しく男子生徒からの告白にも一切応じないその姿から、学園では『孤高のお姫様』と呼ばれていた。
一方、同じく征嶺学園に通う”久世政近(くぜまさちか)”は、生活態度こそ不真面目だが至って普通(?)の男子高校生。本来であれば接点が全くないはずの政近とアーリャだが、中学時代のとある一件から二人は日常会話を楽しむ程度には親しくなっていた。
同じクラスで隣の席同士。政近のふざけた言動に優等生のアーリャが時には注意し、時にはあきれることで進行する二人の会話だが、アーリャは政近にロシア語でのデレ発言を挟むことがある。ロシア語だからバレないと思い楽しむアーリャだが、政近は祖父の影響でロシア語を完璧に理解していた。
伝わらないと思い密かにデレるアーリャと、伝わっているけど気づかないふりをして羞恥心を隠す政近。これまでは隣の席で完結していた二人だが、アーリャの生徒会長選挙への立候補を機に関係性は大きく進展することとなる…。
主な登場人物(1巻時点)
※多少のネタバレを含みます。絶対ネタバレ嫌!という方はご注意を!
●アリサ・ミハイロヴナ・九条(九条 アリサ:愛称アーリャ)
ロシア人の父親と日本人の母親を持つ銀髪のハーフ美少女。文武両道かつ日本人離れしたその容貌により、学園の男女を問わず憧れの的となっている。通称『孤高のお姫様』帰国子女で征嶺学園には中学3年次に編入している。性格を一言であらわすと完璧主義。どんな物事にも全力を尽くすことができるが、周囲にも完璧を求める傾向があり過去には周囲と上手くやれず揉めたこともある。一方で、どんな相手にも公正かつ正直に接することができる人物であり、自分が悪い時には素直に非を認めるなど真っ直ぐな部分を持つ。政近との会話は優等生として注意するような言動が多いが、政近の言動に(政近以外には分からない程度で)失笑することもあり楽しんでいる。
●久世 政近(くぜ まさちか)
本作の主人公。遅刻・忘れ物・居眠りの常習犯で成績もあまりよくない。容姿に関しては、本人評価で普通。ふざけた言動が多く、アーリャにはあきれられている。征嶺学園には中学受験を突破して入学しており、決してスペックが低いわけではない。後述する幼馴染の周防有希(すおうゆき)には『政近君はこれでもやる時はやる人なんですよ?(1巻第2話より)』と言われている。本人も勉強やスポーツが人並み以上にこなせるという自覚を持っているが、あるきっかけから頑張ることをやめ自堕落の道を歩む。そのことには負い目も感じており、アーリャのような努力できる人間のことは心の底から尊敬している。勉強もスポーツもできるといったが、球技だけは絶望的にできない。以外にも中学時代には〇〇〇〇〇〇だった。
●周防 有希(すおう ゆき)
良家生まれの文武両道な黒髪ロング正統派美少女。アーリャと同じく文武両道だが、それに加えて華道や茶道、中国語などの英才教育も受けている。学園では『深窓のおひい様』と呼ばれ、アーリャと並ぶ征嶺学園高校1年生の二大美姫とされている。中学時代には生徒会長を務めており、現時点での時期生徒会長最有力候補である。政近とは幼馴染。彼の能力や実力を誰よりも信じて頼りにしている言動が多く、アーリャには何かと警戒されている。というのも実は政近の〇〇。
●マリヤ・ミハイロヴナ・九条(九条 マリヤ:愛称マーシャ)
征嶺学園に通う高校2年生。アーリャの1つ上の姉である。アーリャの容姿がロシア要素が強めなのに対して、マーシャの容姿は日本要素が強め。アーリャの実の姉であるが、アーリャとは全く正反対の柔らかな性格をしている。征嶺学園高校2年生の二大美女の1人で、通称『学園の聖母』。
”ロシデレ”、こんな人におすすめ!
ロシデレがどんな内容なのかイメージを掴んでいただけたかと思います。ここまでのところで興味を持っていただいた人の中でも、次のどっちに当てはまる人にはぜひロシデレをお勧めしたいです!。
- 王道のラブコメが読みたい!
- 爽快感を楽しみたい!
では、それぞれについて少し解説したいと思います。
王道のラブコメを読みたい!
ロシデレは『からかい上手の高木さん』のようなニヤニヤを楽しみたい人や、『とらドラ!』のようなストーリーがしっかりしているラブコメを楽しみたい人にとてもオススメな作品です。
政近とアーリャさんの会話シーンは、『からかい上手の高木さん』に匹敵するレベルでニヤニヤ必至。クール系のアーリャさんが見せるかわいいギャップは、何回も読み返したくなること間違いなしでしょう!実際に私も、1巻が発売された当時、2巻発売まで4回くらいは読み返しました…笑。
加えて、ロシデレはただの甘々系というわけではなく、何回読んでも飽きさせないストーリの面白さがあります。
私はこれまで数々の漫画・ライトノベルを読んできましたが、面白かった部分そこだけを何度か読み返す、というような読み方をしてきた人間です。ですがロシデレに関しては1巻まるまる読み返しても全くあきない。これは前述したようにアーリャさんのギャップが可愛いこともありますが、それ以上に、”くすっと笑えてウルっと来るストーリー”が大きな要因を占めると考えています。
まさに正統派ラブコメの教科書のような作品!王道ラブコメ好きの人は絶対読んで損しないと思います!
爽快感を楽しみたい!
そして、意外に思われるかもしれないですが、ロシデレは『ようこそ実力至上主義の教室へ』が好きな人は絶対にハマる作品だと思います。
ネタバレになるためあまり詳しくは書きませんが、この作品は生徒会長選挙に向けて非常に高度な心理戦が繰り広げられるんです。
その中で、主人公である政近がどのように動き、どのように活躍するか?そして、政近とアーリャさん、生徒会長選挙を通して二人がどのように成長するか?という部分が、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の綾小路と堀北に通じる部分があり読んでてワクワクします。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』を知らない方に向けて言えることとしては、不快にならない程度の俺TUEE系です!笑。
ネタバレはしたくないので皆さん。特に『ようこそ実力至上主義の教室へ』ファンの人は、騙されたと思ってぜひ読んでみてください!
まとめ
今回の内容をまとめると以下のようになります。
- ”ロシデレ”の内容(あらすじ、登場人物)について
- ”ロシデレ”は特に王道のラブコメ好きと爽快感を楽しみたい人におすすめ
もし、興味をもっていただけたのなら、1巻だけでもいいので手にって読んでみてください!それ以上は望みません。たぶん読んだら止まらなくなると思うので…笑。